大学生活のスタートと同時に、出身地を離れ、はじめての一人暮らしが始まりました。新生活に心踊らせながら、バイトを探している中フィットアカデミーという塾を知り、「生徒と和やかな雰囲気でコミュニケーションしながらバイトができそう」という想いから応募をしました。自分自身が通った高校は進学校で、勉強することがもともと好きな子が多かった気がしますが、そんな子ばかりじゃありませんよね。他のバイトも経験しましたが、ここでの経験は、全然違います。大人も子どもも、ひとりひとりとの会話が、私にとって大きな経験になりました。
バイトを始めたばかりの頃は、周りのスタッフが何だかとてもベテランに見えました。今思うと、自分自身に自信がなかったのかもしれません。周りの先輩スタッフや教室長などたくさんの方と一緒に様々な相談にのってもらいながら、一歩ずつ成長でき、いつの間にか自信が生まれていました。もちろん、子どもたちからも多くのプレゼントをもらいました。「数学がニガテやけど、小竹先生の教え方が好きで、数学が得意教科になったんだよ!」そんな言葉、ほかのバイトで絶対にもらえない言葉だと思うんです。子どもたちからの最高の贈り物です。
バイトを選ぶ上で、時給がいいか、体制がしっかりしていて安心か、通いやすい勤務地があるかも重要で、それが揃っているからこそ長く続けられたと思っています。でも何より良かったことは、ここで得た経験。昔、小学校の先生から「一回やってみればいい。得意なことって自分でつくれるんだよ、試してみたら?」と言われたことを思い出します。その頃の私は、勉強も嫌いで、前に出るのが嫌いな引っ込み思案で。先生の言葉通り、やってみると変わるんですよね。たくさんの方々と出会い、教えることのたのしさに気づき「得意なことは自分でつくれる」という実感を得ることができました。フィットアカデミーでのバイトで得た経験を活かして、さらに自信を持って仕事ができる社会人へと成長したいと思っています。
これまでの道のり
- 2015年4月 大学入学 アルバイトをスタート
- 2017年4月 バイトと並行し、教員採用試験を目指す
- 2019年3月 大学卒業予定