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dec27

「休息」を科学しよう。

受験/学習のコツ

睡眠の質って？
自律神経を整える
運動の機会を増やそう
夜食を見直す
フィットアカデミーが大切にしていること

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1.睡眠の質って？

睡眠には2種類の質があり、それぞれをレム睡眠とノンレム睡眠と呼びます。その内の、ノンレム睡眠が休息に必要となります。眠りはノンレム睡眠からはじまりますが、一晩の間に3〜5回、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すのです。

⇨睡眠の質を上げるにはノンレム睡眠を充実させ、成長ホルモンの分泌を十分にすることが大切です。これは、自律神経ととても深い関わりがあります。

【自律神経について】

循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。

交感神経…主に日中の活動時間帯に活発になる神経です。学校・仕事・スポーツをする際に、身体を動かし心拍を上昇させるなど、緊張を伴うシーンで活性化しています。

副交換神経…上記とは逆の、身体を休めてリラックスしている状態の時の神経です。心拍は下がり、血管も拡張することで血もめぐりゆったりと過ごすことができます。

2.自律神経を整える

「さあ！受験モード！」「気合を入れて！」というモードのお子様、ご家庭も多いと思いますがそうではなく、自然体で臨もうと思われている方にも、ストレスやプレッシャーは自ずとあるものです。

そんな時、交感神経が優位になっていることが多いのです。
眠りの前に、副交感神経を優位にすることで充実した休息時間をとることができるので、ご自身のモードを意識し行動をゆっくりにする・話すリズムをゆったりにする、お風呂を上がってから休みモードになっているかに注目して過ごしてみてください。保護者さんも、決して「まだ起きてるの！早く寝なさい！」なんて言葉は厳禁ですよ😉

3.運動の機会を増やそう

定期的な運動習慣がある人は、適度な疲れから深い睡眠がとれると言われます。子どもたちは、通学や体育の時間・部活動など適度な運動をする機会があるかもしれませんが、保護者のみなさまはいかがでしょうか？「車での移動が多いな」「運動不足で肩こりが…」なんて感じた時は、軽い運動を行ってみてはいかがでしょうか？手軽にYOUTUBEでも様々なストレッチやヨガ等のレクチャー動画が見られます。気持ちよくできる、軽い運動から続けてみるのはいかがでしょうか。目の疲れが取れる顔のストレッチや、むくみが取れるストレッチなど、部位に合わせて動画を選んでみても良いかと思います。ここでは、寝つきがよくなるストレッチを紹介いたします!眠りが浅い、目覚めたら疲れが取れない！そんなかたはぜひ、挑戦してみてくださいね。

快眠ストレッチ動画

4.夜食を見直す

自律神経に良いとされるのは、味噌や漬物など発酵食品が挙げられます。

胃腸を整えることもとても大切です。シンプルに味噌汁の中に、長芋の短冊切りをしたものを入れるだけでも良いです。長芋にはビタミン摂取と同時に、肌や粘膜を健康に保つ効果があると言われています。受験前のこのシーズン、腸内環境も整えてくれるのでこちらはとてもオススメです。ぜひ、試してみてくださいね。

また、いつものコミュニケーションを工夫することは、とても大切です。受験シーズンになると今まだ見ぬ未来、近い将来の受験のことなど、体験していないことに、不安やストレスを抱きやすいですよね。

現在の社会情勢においては、子どもたちも、保護者のみなさまも、そして私たちも、全ての人に未だかつて経験したことのない日常が訪れています。

少しでも不安やストレスを緩和し、未来に向けて何かできることは過去でも、未来でもなく、「今ここ」の一瞬です。日々の声がけを、ポジティブワードに置き換えて話してみることも１つです。

「〜しなさい」「〜しないと〜できないよ」ではなく、「〜できたね」「〜なところが良くなったね」の声がけを、勉強に関わらず、日常的な行動・毎日のコミュニケーションでぜひお試しください。ご家族で過ごすひとときを、より良い時間にしていただければと思います。

5.フィットアカデミーが大切にしていること

【「できた！」という自信】

小さな頃からの勉強のつまずきは、大人になっても「自分が好き」とか「自分は自分でいいんだ」と認めるキモチ＝自己肯定感の低下や、「自分はできるんだと信じるキモチ」＝自己効力感の低下につながると言われています。試験の点数はもちろん大切ですが、子どもたちの「できた！！」という経験の積み重ねによって、子どもたちの心からの笑顔をつくりたいと願っています。